浄土真宗本願寺派 瑞光山 西念寺

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寺ブログ

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2024.05.01 2024(令和6年)5月 お寺の掲示板

もう5月ですか。はやいものです。大型連休(ゴールデンウイーク)の方もありましょうしお仕事の方もいらっしゃることと存じます。当山 西念寺は365日、毎朝6時半開門、夕方17時半ころをめどに戸締りします。いつでも気軽にお参りくだされば嬉しいです。さて5月のお寺の掲示板(お寺の言葉)です。今回の言葉は映画、麒麟の翼の中から抜粋しました。セリフの中の何気ない言葉ですがとても頷いてしまう言葉です。「死を間近に迎えた時 人はやっとプライドや意地というものを捨て 本当の心を取りもどします」。3年前半に往生した実父のことを思い出すとまさにこの言葉の通りだと実感します。3年半前はコロナ禍で父が入院する病院にも出入りできず顔するみることができずにいました。唯一、手術する当日の30分前に2分ほど時間をいただき久しぶりに対面しました。無事に手術を終えましたが、その半年後に父はこの世のいのちを終えていきます。その間、父は長崎の病院、私は神戸ということもあり退院後1度だけ父と会う時間をもてました。がこれが父との最後になりました。あれだけ大きかった父が小っちゃくなり、覇気もなく姿を見るだけで泣けてくる。それと同時に死をわかっていたかのような穏やか表情でもあるのです。死ぬまでタバコはやめないと豪語してた父の姿はなくタバコという単語する出てこない姿です。自問自答しているようなお礼を申す父の姿がありました。最後の言葉は「やっぱお念仏ばい。南無阿弥陀仏ばい」と言った言葉が懐かしく思えます。死の直前、誰もいない病室の中で1人静かに往生していったそうです。病院から緊急連絡があり母が病院に着いた時にはすでに息はなかったそうです。コロナ禍とはいえ1人、病室でいのち終え行くことがどれだけ寂しかったことか、想像もつきません。いのち終える時、枕元に誰か1人でもいてくだされば安心感があったろうに。申し訳なさと父のやっぱお念仏ばいの言葉が私の宝です。

 

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