浄土真宗本願寺派 瑞光山 西念寺

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西念寺で行われる様々な催事について

2018.11.29 三重県津市。専修寺さま。

灘区仏教青年会(灘仏教会)で三重県の専修寺さまへ参拝しました。

浄土真宗、高田派のご本山専修寺。正式には真宗高田派となってます。

敷地3万坪という広大な境内地に如来堂、御影堂があり、両堂とも国宝に指定されております。

本願寺派でいうならば如来堂が阿弥陀堂でしょう。如来堂でお勤めをしお話しをいただきました。

ふと内陣を見渡すと飾り方に違いがあります。

中央は阿弥陀さまがご安置されてますが、左脇壇(向かって右)に七高僧を安置され、

右脇壇(向かって左)には聖徳太子の御影が安置されていました。

本願寺派では左右の余間には七高僧や聖徳太子の御影などを奉懸されます。

それも聖徳太子の御影が逆向きなんです。聖徳太子の御影をみますと、

ほとんどが左側を向いて描かれています。しかし専修寺の聖徳太子は逆です。

右側を向いていらっしゃる。ちょんと阿弥陀さまの方を向いてお飾りされているのです。

時間が無くその所以は聞けませんでしたが、右側を向く聖徳太子の御影をはじめて

みたように思います。よきお参りができました。

2018.11.26 お仏壇に大師号?

お参りに伺ったご門徒さん宅にありました。

青リンゴのお供えの中心に「見真」の大師号がありました。

ご門徒さんによればどうやら親鸞聖人700回忌の時にいただいたものとのこと。

コンパクトにされた大師号をはじめて拝見しました。

「見真」とは宗祖 親鸞聖人の大師号です。

これについて記すと色々とややこしいことを書くこととなるので控えます。

「見真」は明治天皇よりおくられた諡号。勅額です。

京都のご本山、本願寺へお参りに行かれましたら御影堂正面の上をみてみてください。

ちなみに大師号で有名なお坊さんと言ったら、やっぱし弘法大師ですかね。

大師号のあるお坊さん方々。

弘法大師空海(真言宗)・傳教大師最澄(天台宗)・承陽大師道元(曹洞宗)・立正大師日蓮(日蓮宗)

他にもいらっしゃいます。

親鸞聖人は「見真大師」。8代目の蓮如聖人は「慧燈大師」です。

が、がですよ。

浄土宗の法然聖人の大師号は?浄土宗で大師号をいただいているのは法然上人おひとりなのですが、

なんとおひとりでで八つの大師号をお持ちです。

 ①円光大師 ②東漸大師 ③慧成大師 ④弘覚大師
⑤慈教大師 ⑥明照大師 ⑦和順大師 ⑧法爾大師 

すごいいっぱいあります。長くなりますのでこの辺で。

 

 

 

 

 

 

2018.11.22 「めでたし、めでたし?」 この感性こそ。

木曜日は副住職がわがままを記してます。副住職の無稽独語。

この感性こそ大切だと想うのです。

2013年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」で最優秀賞の作品です。インパクトがあり考えさせられるものでした。
 「ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました」。と。小っちゃい赤鬼さんが涙してます。作者、山﨑博司さんと小畑茜さんはこのように言われます。
 「ある人にとってしあわせと感じることでも、別の人からみればそう思えないことがあります。反対の立場に立ってみたら。ちょっと長いスパンで考えてみたら。別の時代だったら。どの視点でその対象を捉えるかによって、しあわせは変わるものだと考えました。そこで、みんなが知っている有名な物語を元に、当たり前に使われる「めでたし、めでたし。」が、異なる視点から見ればそう言えないのでは?ということを表現しました。広告を見た人が一度立ち止まり、自分の中にさまざまな視点を持つことの大切さを考えるきっかけになればと思っています。
 「しあわせってなんだろう?」と二人で考えた経験が、次に生かされるよう頑張っていきたいと思います。 とのことです。
かたよらない心こそ仏教の心。「中道」だと感じたことでした。

2018.11.20 懐かしさを想う

先日近くのスーパーに買い足しに行くと嬉しいことがありました。

生まれ育った故郷。長崎県南島原産のしいたけがあるのです。

いやー嬉しいですね。なんか嬉しいんです。

神戸にきて4年が過ぎましたが、こうやって

故郷のものに出会うだけでも微笑んでしまいます。

何気ないことだけど故郷への想いは誰もが特別な想いを

抱いているのだろうと感じたことでした。

故郷があるから安心して生きて行けるのかもしれません。

「いつでも帰ってこいよ」とのひと声でホッとできる。

私たちの人生も、安心していのち終えていける故郷があると

心強いものでしょう。お浄土は安心です。お浄土は故郷です。

お浄土こそこの私を支えくださる故郷のともしびです。

 

2018.11.19 有り難き報恩講

11月17日(土)18日(日)と2日間、今年最後の法要が勤まりました。

浄土真宗におきまして最も大切な法要。それが

「報恩講」です。滞りなく終えることができました。

お参りくださいました皆さん、有り難うございました。

今回お参り出来なかった皆さん、またいつでもお参りください。

お待ちしております。次回の法要は元旦会です。

2019年1月1日。10時より西念寺本堂にて勤まります。

どうぞお気軽にお参りくださいますようご案内申し上げます。

2018.11.16 家族の日って?

明後日18日(日)は家族の日。

えっ?なにそれーって言うぐらい知りませんでした。

2007年に始まった日本記念日。毎年11月の第3日曜日にあたるそうです。

その前後1週間は家族の週間とも言うみたいです。知らんことばかりです。

いやいや、そんなんじゃなくて。そうそう。

明日17日(土)18日(日)は当山の報恩講です。親鸞さまのご法事です。

浄土真宗にとって最も大切なご法要です。14時~お勤め(正信偈)。

14時半過ぎからご法話。ご講師は滋賀県からお出でいただきます

三宮 亨信先生です。どなた様もご参詣賜りますようご案内申し上げます。

2018.11.16 報恩講はじまるよ~

明日11月17日(土)18日(日)と2日間、報恩講法要が勤まります。

西念寺本堂に於いて14時お勤め(正信偈)14時半過ぎ~ご法話です。

ご講師は滋賀県からお出でいただきます、三宮 亨信 先生です。

どなた様もお参りくださいますようご案内申し上げます。

2018.11.15 ちょんまげ。どすこい。

木曜日は無稽独語。副住職が気ままに記します。
昨日、お参りに伺ったご門徒さんはご主人、奥さん共々、大の相撲ファン。
お参り後の話は横綱、稀勢の里のこと。
大相撲九州場所。今日5日目から横綱、稀勢の里が休場となりました。
連敗すると叩かれる横綱という地位。休場すると叩かれるのが横綱。
大変な立ち位置です。稀勢の里関が横綱になるときメディアでは
「日本人出身横綱誕生」と大きく報道し喜びました。
怪我も多く、休場続きの稀勢の里関は、いつしか引退ということが
呟かれるようになりました。横綱だから当然かもしれません。
けども、なんかさみしいなーって思います。人間って。叩くのばかり目立つような。
本人が「引退」と言わない限り、どうあれ応援したい、
そんなことをご門徒さんとお話して後にしました。
帰りにご門徒さんがくださった、赤のトートバッグ。                                    この中にはブランケットも入っています。                                         それと、取っ手がちょんまげの、ちょんマグ力士というカップをいただきました。
有り難うございます。 

2018.11.13 ひとりぼっち。

ひとりぼっちを笑うな。蛭子能収さんの本です。

「人づきあいって本当に必要ですか?」という問い。

自問自答と蛭子さんの感性がステキです。

この「ひとりぼっち」の「ぼっち」。

実は「お坊さん」という意味なんです。

仲間や家族からはぐれ、孤独な状態を表す「ひとりぼっち」。

漢字で書くと「独り法師」となります。

独り法師とは、宗派や教団などに属さなかったり、

あるいはみずから脱退するなどして、ひとりで世の中を放浪している

僧侶のことを指しているそうです。

もともとは「ひとりぼうし」と読んでいたのが、時代と共に

「ひとりぼっち」になり意味も僧侶のことだけを指すのでは

なくなったとのことでした。

言葉って深いものですね。

2018.11.10 明日は「お寺にカモン!」です。気軽にどうぞ。

明日11月11日(日)14時より西念寺本堂で「お寺をあじわう」を行います。

今回は「お寺にカモン!」と題して、腕輪念珠を作ります。参加費は500円です。

自分で作った腕輪念珠は、買ったものより想いも、愛着もでます。

家族や友人にプレゼントするのもいいですね。はじめての方の腕輪念珠作り。

夢中になれて楽しいひとときをご一緒しませんか?

どなた様もお気軽にお越しください。

※お家にある、壊れたり紐が切れたお念珠(数珠)の修理も可能です。

遠慮なくお持ちください。また処分したいお念珠(数珠)がありましたらお持ちください。

皆さんのお越しをお待ちしております。