浄土真宗本願寺派 瑞光山 西念寺

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西念寺で行われる様々な催事について

2021.05.30 鬼滅の刃×仏教

鬼滅の刃を読んだり観たりしたことのない小生は時代遅れとなりました。

ご門徒さんのお孫さん(小学生)が鬼滅の刃をきっかけに仏教にも興味津々とのこと。

半年ほど前そんなお話しをしておりました。

すると最近 このような本が出版されておりました。

それも西本願寺のお坊さん、松﨑智海さんの本です。

早速取り寄せ、ご門徒さんのお孫さんにプレゼント。

満面の笑みで悦んでくれました。

よきご縁、小生も読ませてもらいました。いいですね。

最初の入りからステキです。

その入りとは。

漫画には興味ないけれど、なんとなく流行っているみたいだから『鬼滅の刃』を読んだという方。

「仏教」には興味ないけれど、なんとなく周りがやっているからお葬式にお坊さんを呼ぶという方。

もしもーーし、それもったいないですよ。

からはじまります。

それと「鬼滅の刃」を読んだ方がいいとも記してくださってますのでこれから読んでいこうと思います。

いやーおもしろい本にご縁いただきました。

 

2021.05.21 「おりん」割れる!

お仏壇の仏具(道具)も様々あります。

その中でもかなり重要な仏具が「おりん」です。
お仏壇があるお家には宗派を問わずかならずと言っていいほどあるおりん。

チィーーンという音ひとつとっても音色は様々です。

お寺用仏具は「鏧」や「磬」と記されています(鏧・磬は共にきんと読みます)

浄土真宗では「鏧」の字を用います。

多分ですが「きん」と言ってもあまり伝わらず、

「おりん」という言い方をした方が伝わりやすいようです。

ご門徒さんもよくおりんと言われます。

学生時代、たたき方がわるいと鏧が割れるぞとご指導いただいた事を思い出します。

先日、ご門徒さん宅のお参りで何と、おりんが割れてました。

それもV字に。割れてると音も何もなりません。

どうやら100年以上使用されてきたおりんのようです。

滅多にないことですがおりんがないとお参りの時困ります。

がよくよく思い返せば100年以上もお参りを続けてくださった証でもあります。

お念仏を申し100年以上もお参りくださるお姿は大変ありがたいご縁でした。

(追伸:おりんを割られたのはお家の方です。小生ではないためちょっぴりホッとしてます)

2021.05.01 5月 お寺の言葉 (掲示伝道)

5月になりました。兵庫県はコロナウイルスにより現在、緊急事態宣言中です。

一日でも早く終熄することを願うばかりであります。

さて5月のお寺言葉です。

今回はヘアメイクアーティストの IKKOさんのお言葉をお借りしました。

「悪くなったのは 自分のせい

良くなったのは 他人のおかげ」

まったくその通りのように思います。悪くなったのは

あの人が!この人が!あのとき!このとき!

と言えば確かに楽なんです。

他人のせいにすると楽なんです。

しかし実際物事の本質をしっかり見つめると

他人はどうあれ、自分の判断であり、

自分の決断であり、自分の責任なんです。

そんなどうしようもない私を、様々なご縁で

支えてくださった方々。そのおかげで、

マシになったのはまぎれもなく他人のおかげさま

そのものです。

支えがあったからこそ今の自分がいます。

あの人もこの方も、すべておかげさまで

ありました。ご縁の尊さでありました。

なもあみだぶつ