浄土真宗本願寺派 瑞光山 西念寺

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西念寺で行われる様々な催事について

2021.03.31 4月の言葉 掲示伝道

今日で3月も終えます。明日からは4月、はやいもんですね。

あたたかな今日、近所の都賀川にも多くの方が桜を見入っていました。

桜のキレイさに驚くばかりです。上の方ばかり見ていると首が痛くなりました(笑)

それと同時に足もとにも多くの野の花がいのちいっぱいに咲いていました。

さて4月の言葉、掲示伝道です。今回はアニメ「はなかっぱ」より賜りました。

「転んだから 見える 花もある」

上段の花もきれいですが同じく足もとに咲いている花もまたとてもキレイに咲いてくれます。

よくよくみないとこれは花かどうかわかりにくい花もいっぱい咲いてます。

人生も転ぶことがしょっちゅうあります。少なくとも私の人生は転びばかりか、転げも落ちる

ことも度々あります。転ぶことはイヤです。が転びたくて転んでいるのではありません。

転んで痛みもあり後悔もあり悩みもあり挫けます。しかし、転びによって学ぶことも

多々あることが後々わかります。転んだ事で、転んだおかげで教えられたことも数知れず。

まさに「転んだから 見える 花もある」です。

足もとの花のいのちもめいっぱい光輝いています。

 

 

 

 

2021.03.23 憧れの「山号額」

本堂の正面中央に掲げてある山号額。本山の西本願寺では「見真」と

親鸞さまの大師号が掲げられています。

うちのお寺には山号額がありません。山号額って憧れでありました。

いつかはうちのお寺にも山号額をと思ってはいましたが・・・。

先日、本堂の整理をしておりました。すると毛布にくるまれた大きい荷物がありました。

固く縛られた紐をとき毛布を開いてみると、なんとそこには「山号額」が出てきました。

うちにも山号額があったーと喜んでおりました。

しかしまぁなぜ今まで掲げてないのかと坊守(義母)に聞くと昔の本堂で掲げてた

山号額で、震災後(平成7年)の新しい本堂では理由はなく掲げてないとのことでした。

ただ山号額の傷みはかなりありました。早速京都の知り合いに見てもらうとやはり修復しないと

使用できる状態ではないとのことでした。そのまま京都にお願いしました。

それも山号額を揮毫くださっている先生が、大江淳誠和上でした。前住職時代に

お説教で大江和上にお願いしておったとのことでした。

これ以上ない憧れの山号額に出会い悦んでおります。はやく京都から来神してくるのを

待っております。修復できましたら改めてアップします。

   

 

2021.03.07 有難い課題

ご命日でお参りに伺ったご門徒さん。お参りを終え一服させてもらいおしゃべり。

「そうそう。来月は年忌法要ですんで宜しくお願いします」と言われました。

そのあとに「副住職。ご法話やけども、この掛け軸の話をお願いできませんか?」と言われました。

床の間をみると親鸞聖人のご和讃と親鸞聖人のイラストが色紙サイズに書かれてあります。

この和讃のお話しをしてくださいとの事でした。

有難いことに課題をくださりホッとしております。今からこの話をお願いしますと法事の時に言われると

パニックだったかもしれません。

恥じる心がないこの私を見通して課題をくださったことを思うと頭がさがります。

法悦を楽しませてもらいましょう。

(※↓のご和讃は、心が漢字になってますが、親鸞聖人はこころと記されてます)

2021.03.05 ただいま燃焼中。

父の満中陰まで食事は精進料理を中心にいただきました。

精進料理と言っても豆腐、納豆、油揚げ、もやしぐらいですが。

先日お参りに伺ったご門徒さん。お仏壇のお灯明をマッチで着けます。

お参りしている時、ちょいと下を向いたらマッチの箱が目に入り

「焼肉」!!!と記されてます。

精進中もあり欲していたせいか、煩悩がいつも以上に燃えさかり出しました。

お参りに集中と我に言い聞かせるのですが、焼肉の2文字が頭から離れません。

どうしようもないわが身を知らされました。

未だ焼肉はいただけませんが、それよりも自分自身のお粗末さ、情けなさを

痛感する出来事でした。今もまだ煩悩燃焼中です。

マッチ箱も色々と教えてくださいます。

 

 

2021.03.02 埴猪口?

埴猪口?ってなんて読むんだろう。へなちょこでした。

子どもの頃「お前はへなちょこだー」とよく言われていたことを思い出します。

埴猪口を検索すると、なるほどそういうことかと頷ける説も記されておりました。

まぁ私はお猪口大好き人間ですけどね…。

さて今朝お参りに伺ったご門徒さん宅にお供してあった「へなちょこ」。

なんじゃこりゃーと思ってよくみたら「ひなちょこ」でした。

明日はおひなさま。もう春ですね。

1日1日を味わいながら生きていきたいと思わされる今日です。

 

 

 

 

2021.03.01 3月の言葉 

3月の言葉です。今月は池江璃花子さんの言葉を賜りました。

「今ここにいることが奇跡

今生きていることが奇跡」

白血病という難病を抱えながら、病を克服し水泳選手として

プールに帰ってこられました。

どんなに大変だったか、言葉にならない日常だったことと拝察します。

池江さんの言葉、改めて重みある言葉です。

しっかりとかみしめたいと思います。