浄土真宗本願寺派 瑞光山 西念寺

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行事カレンダー

西念寺で行われる様々な催事について

2024.02.29 こせい(最終回)

前々回のブログの続きです。今回でこせいも最終回。何度読んでも素晴らしいフリーペーパーです。前回の政所茶、山形蓮さんの言葉です。「自分たちが良ければ良いとは考えない。例えば、政所茶はずっと無農薬を貫いています。これはお茶の品質を保つだけではなく、農薬を使うことで下流に流れた水が汚れたり、農薬を使ったお茶が子供の口に入ることを避けるため。無農薬でつくることにいくら手間がかかったとしても、利他の姿勢を変えることはないんです」と。まさに仏教のこころ。浄土真宗の心が根付いているように感じました。東近江という地が好きになりました。また東近江に行きたい~となってます。もちろんヒトミワイナリーも。今夜はヒトミワイナリーで求めたワインでもいただきましょう。

 

2024.02.28 3時のおやつ

今日は午後から事務作業を行いました。春季彼岸会の案内準備です。最近、歳のせいかPCを1時間ほど使うと目も身体もしんどくて3時におやつ休憩。おやつは昨夜自分で作ったコーヒーゼリーにアーモンド効果をかけて。シンプルながらなかなか。というかダイエット中なのでこれくらいにしとかないと。コーヒーゼリーって自家製だと案外美味しいんですね。自画自賛ですが自己満をお許しください(笑)

 

2024.02.26 こせい!湖西?個性?

昨日のブログの続きです。フリーペーパー「こせい」。滋賀県は琵琶湖が中心にあります。湖西線という電車も走っています。こせいは湖西?個性?なのか、あえて言葉遊びで掛けられたのかもしれません。とても個性的な素晴らしい雑誌です。この中に600年続く歴史あるお茶屋さんが紹介されています。お茶屋の名前は「政所茶」さん。生産量の減少により、今では「幻のお茶」と記されています。政所茶・茶縁むすびの山形蓮さんの地域との味わいに感銘をうけた。

「みなさん、今ある茶畑のことを『預かりもの』っていうんです。普通、世代を超えたものって、自分たちが『受け継いだ』と思うじゃないですか。でも東近江の人たちは違う。茶畑に限ったことではありません。家も、山も、水も。全部、預かっているだけ。だから大事にできるんだと」その考え方は、利他という姿勢に現れていると、山形さんは続けられます(次回)

お寺も同じですね。受け継いでいくと思っていますが実はお寺こそ「預かりもの」であることを再認識することが大切です。

 

 

2024.02.25 こせい (フリーペーパー)

滋賀県東近江へ行ったときヒトミワイナリーというお店に寄った。焼き立てのパンの販売やワインなど試飲もできるお店。お店の脇の方には美術館も併設されていた。入館料500円とあったがワインを購入したので無料で鑑賞させてもらえた。なんとその美術館に棟方志功の版画や民芸を日本人以上に愛したバーナードリーチの作品があった。それもバーナードリーチだけの美術館のように作品が豊富で驚いた。民芸っていいんですよね。東京にある日本民芸館に行ったことが懐かしく思い出された。そこの置いてあったフリーペーパー「こせい」。神戸に帰ってから楽しみに読んだ。とても素敵なフリーペーパー。内容も素晴らしくよかった。次回はフリーペーパー「こせい」について。

 

2024.02.24 ラコリーナ近江八幡

近江八幡に行ったらぜひ行きたいところが。それがクラブハリエ&たねやです。クラブハリエのバームクーヘンもたねやの和菓子も大好き。ラコリーナ近江八幡とはクラブハリエ&たねや のフラッグシップ店。「自然に学ぶ」ということがコンセプトとのこと。ここで生のバームクーヘンが食べたくて食べたくて。念願がようやく叶いました。いや~ほんとうに美味です。それもビールに合わせていただきました。はじめて見たビールですがバームクーヘンに合うペアリングです。コーヒーのビールと抹茶のビールをいただきました。大変美味しくいただきました。

 

2024.02.23 美しい大自然 永源寺

先日伺った滋賀県は東近江市。2日目は宿(日登美山荘)から車で15分ほど寺院、臨済宗永源寺派、大本山永源寺さんへ参詣しました。当日は雨模様で他に人もいなく静寂な中お参りさせてもらいました。大自然の中にあるお寺でとても落ち着きます。不思議なことにひとりの僧侶にも出会うことなく境内を回らせてもらいました。もしかすると修行中だったかもしれません。はじめて伺いましたが例年ならば大雪とお聞きします。山の中で大雪のなか修行なさる姿を想像すると、どれだけ酷な行かと改めて感じたことです。行も命がけということがしみじみ伝わってきます。

  

 

 

2024.02.22 カツカレーの日

今日2月22日は大好物のカツカレーの日です。残念ながら今日はカツカレーをいただくことはできませんでした。ほかにも今日は猫の日でもあるそうです。うちの猫、ふうは16歳。保護猫だったふうは生まれつき障がいをもった猫で耳が全く聞こえません。鳴く時も耳が聞こえないせいか大声で鳴きます。聞こえずして16年。よく生きていてくれます。足も弱り随分とおじいさん猫になりましたが今日も精一杯鳴いてくれました。なもあみだぶつ

 

2024.02.21 息抜きしましょう

先日、学生時代の仲間(全員僧侶)と息抜きに行ってきた。1泊で滋賀県は東近江という地でまったり。はじめて伺った地であるけどもどこか懐かしく落ち着く。お世話になった宿は「日登美山荘」。一日一組限定の古民家の宿で岩魚料理をはじめていただいた。岩魚ってあんなに美味しいんですね。夕食を済ませ囲炉裏を囲み、ご法義話から昔話まで寝る間を惜しんで楽しんだ。勤式の重鎮、大八木正雄先生と共に。先生と出会って今年で28年。今年もお世話になります。これぞ息抜き。

  

2024.02.11 西本願寺 結婚式

昨日は親類の結婚式がご本山、西本願寺で挙式された。九州から多くの方がお見えになり懐かしい顔ぶれに九州弁が愛おしく思えた。親類の新婦は白無垢がよく似合う美人さん。可愛らしさとりりしさを持ちながらどこか子どもっぽいところがまたいい。ご縁やな。ご本山の御開山さま(親鸞聖人)にご挨拶でき最高のひと時であった。隣の東急ホテルにて披露宴。ここでのドレス姿も白無垢同様きれいだった。身内だけどとても可愛いらしいお嫁さん、最後の挨拶で涙し神戸へ帰ってきました。唯可!おめでとう!

   

2024.02.09 78円の命

あなたのいのちおいくらですか? 「78円の命」という絵本にで出会った。早速ジュンク堂三宮店に行ったら本を検索する機械が壊れていたので店員さんにお尋ねした。丁寧に調べてくれた結果、「全国のジュンク堂に一冊もありませんでした」との返答。すぐにネットで注文した。読み終えて様々な感情が湧き起こってきた。本の帯には「大切なのは、いのちそのものではなく、いのちをせいいっぱい抱きしめること。」(松浦弥太郎)とある。いのちに大きいも小さいもない。はずなのに勝手に色眼鏡でみている自分がいた。偉そうなことをいいながら、何もわかってない自分がいた。自分に自分のいのちいくらと問うたら答えもでなかった。いのちは尊い。たったひとつ誰とも変わることのできないのち。いのちを大切に等の文句をどれだけ使ってきたか、恥ずかしくなった。自分のいのちもわからないのに。他人事であった。いい本に出会えた。皆さんのいのちおいくらですか?