浄土真宗本願寺派 瑞光山 西念寺

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行事カレンダー

西念寺で行われる様々な催事について

2019.04.25 ヤクルトのお供え

ご命日でご門徒さん宅にお参りです。ご命日のお参りは割と午前中にお参りすることがおおいですが、門徒さんの仕事の都合で夕方に伺いました。朝、出社される前、お内仏の阿弥陀さまにお仏飯をお供えしお参りをしてから家を出られるそうです。帰宅されると真っ先にお内仏の阿弥陀さまに「ヤクルト」をお供えしますと言われます。もちろん「ヤクルト」をお供えする決まりはありませんし、本来であれば必要もありせん。しかし我が子を亡くし、我が子に先立たれた、お父さんの気持ちをいただくと、このヤクルトがどれだけ尊いものか教えられます。お嬢さんが好きだったヤクルト。ヤクルトを見ながら様々な事を思い返すご縁でした。

2019.04.15 これこそお祝いの言葉

4月12日に行われた東京大学の入学式での祝辞が大きな反響を呼んでいると報道があった。祝辞を読んだのは2011年3月まで東大で教鞭を取っていた上野千鶴子さん。祝辞の最後、終わりの部分が実にありがたい。
「あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。あなたたちが今日「がんばったら報われる」思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひとたちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。
あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。 との言葉でした。(つづく)

2019.04.07 4月8日 花まつり(灌仏会)

明日4月8日はお釈迦さまがご誕生なさった行事、花まつりです。神戸文化ホール(大ホール)で13時より式典、記念講演があります。記念講演はパーソナリティーの子守 康範氏です。演目は「マイクの向こうにある神戸、そして未来」です。他にも祝賀コンサートもあります。入場無料ですのでぜひご来場くだされば嬉しいです。

2019.04.06 なんとかわいい

気持ちのいい季節になりました。桜も満開になり近所の公園では花見の方も大勢いらっしゃいました。4月8日はお釈迦さまのご生誕を祝う「灌仏会」(かんぶつえ)です。一般には「花まつり」の名で親しく呼ばれれております。お祝いの行事です。昨日ご命日でお参りに伺ったご門徒さん。お仏壇のところに、そりゃかわいいかわいいお釈迦さまが。あまりにもかわいいお釈迦さまでしたので写真を撮らせてもらいました。写真を撮るとき、ご門徒さんがわざわざ背景(バック)に夜桜の風景をお持ちくださり、おかげさまで一段と花まつりらしい1枚を修めることができました。仏教徒としてちゃんとお釈迦さまをお祝いするお気持ちが嬉しいものです。4月8日前後、全国で花まつりの行事があることです。もしご縁ありましたらお釈迦さまに甘茶をかけご挨拶もうしましょう。

2019.04.04 いつでもお寺にお出でください。

新年度4月になり新元号も令和と発表がありました。桜は開花しましたが少し肌寒い今日この頃です。お寺の掲示板には「出逢いは一瞬 出逢えば一生 これぞご縁」を掲げました。4月は入学、入社などはじめての方との出逢いもあることと思われます。人と人が出逢いというご縁を実感できる季節です。その反面、慣れないことも多くあり、普段以上に悩んだり落ち込んだり、不安になったりすることもあるでしょう。そんな時こそ、お寺にお参りください。どうぞ遠慮無くお寺の本堂にお参りください。ゆっくりとまったりと時間が過ぎていきます。ホッとしていただける空間です。いつでも、どなた様でもご自由にどうぞ。お参りください。