浄土真宗本願寺派 瑞光山 西念寺

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行事カレンダー

西念寺で行われる様々な催事について

2019.03.26 聞くことの大切さ

「1番言えないことが1番聞いてほしいこと」今月の直枉カレンダー法語。ご門徒さん方々の本音のように聞こえます。これこそ僧侶、寺族に問われている問題です。傾聴とはいいませんが、まさに直枉(じきおう)です。枉(まが)れるを直(ただ)すということでしょう。

2019.03.23 初心忘るべからず

凄い選手だと思ってはいたものの凄すぎる選手だったことを思い知らされた引退試合でした。イチロー選手。なんだろう。

言葉にならん一抹のさみしさを感じた瞬間でした。 昨日、全日空の成田空港発シアトル行きは通常「58B」搭乗口を使用するが、

この日は「51」に変更。ご活躍に敬意を表し、背番号に合わせて51に変えさせていただきました」と説明。全日空の粋な計らい。

こういう配慮、ステキです。イチロー選手の名言の1つ。この言葉に教えられます。まさに「初心忘るべからず」。

メジャーリーガーの凄いところは、一度「あ、すごい選手だ」と認めたら、2,500本もヒットを打っている選手でも聞きに来ます。

それが偉大な点ですね。

2019.03.21 チクッとします

お彼岸のお中日をむかえます。雨の神戸です。木曜日ですので気ままに記す副住職の無稽独語。

昨年12月東京でムーミン展があってました。そのとき買ったものの中にこの言葉が載せてありました。リトルミィの名言。

時々、誰かに言われた言葉が「チクッ」て刺さってイラッてするときあるじゃない。それね本当のこと言われてるからよ。

その通りだなーと思いつつ自己を省みています。今日もお彼岸。明日もお彼岸。お念仏申させてもらいながらお参り週間の真っ只中を

大切に過ごしましょう。

2019.03.15 春季彼岸会厳修

3月16日(土)17日(日)と春彼岸の法要をお勤めいたします。

2日間とも午後の2時より西念寺本堂でお参りいたします。

ご講師は2日間とも奈良県より花岡静人先生です。にこやかな表情でお話しくださ先生です。

お気軽にご参詣くださいますようご案内申し上げます。

2019.03.14 10日間の尊さ

木曜日ですので気ままに記す副住職の無稽独語。
骨折してから今日で10日。痛みも徐々に和らぎシャワーも浴びることができホッとします。それと共にこの10日間有難い日々でした。お参りに伺うとご門徒さんが「足どうしました?」と心配くださり、お仏壇の前にイスを用意してくださるお家が多々ありました。
また「うちはイスないんですよ。無理せんであぐらでお参りしてください」と言うてくださるご門徒さんも。心配くださり、お心遣いくださるそのご配慮に頭がさがりました。普段からお気遣いただいていることの大切さを思い知らされました。何気ない日常。その何気ない今こそ尊きひとときでした。目に見えない尊さに今日も支えられていることです。

2019.03.11 3.11 詩

今日、3月11日で東日本大震災8年となります。毎年この日には思い出す詩があります。当時、石巻の高校生だった片平侑佳さんの詩です。題名は 「潮の匂いは」。
 潮の匂いは世界の終わりを連れてきた。僕の故郷はあの日波にさらわれて、今はもうかつての面影をなくしてしまった。引き波とともに僕の中の思い出も、沖のはるか彼方まで持っていかれてしまったようで、もう朧気にすら故郷の様相を思い出すことはできない。

 潮の匂いは友の死を連れてきた。冬の海に身を削がれながら、君は最後に何を思ったのだろう。笑顔の遺影の口元からのぞく八重歯に、夏の日の青い空の下でくだらない話をして笑いあったことを思い出して、どうしようもなく泣きたくなる。もう一度だけ、君に会いたい。くだらない話をして、もう一度だけ笑いあって、サヨナラを、言いたい。

 潮の匂いは少し大人の僕を連れてきた。諦めること、我慢すること、全部まとめて飲み込んで、笑う。ひきつった笑顔と、疲れて丸まった背中。諦めた。我慢した。“頑張れ”に応えようとして、丸まった背中にそんな気力がないことに気付く。どうしたらいいのかが、わからなかった。

 潮の匂いは一人の世界を連れてきた。無責任な言葉、見えない恐怖。否定される僕たちの世界、生きることを否定されているのと、同じかもしれない。誰も助けてはくれないんだと思った。自分のことしか見えない誰かは響きだけあたたかい言葉で僕たちの心を深く抉る。“絆”と言いながら、見えない恐怖を僕たちだけで処理するように、遠まわしに言う。“未来”は僕たちには程遠く、“頑張れ”は何よりも重い。お前は誰とも繋がってなどいない、一人で勝手に生きろと、何処かの誰かが遠まわしに言っている。一人で生きる世界は、あの日の海よりもきっと、ずっと冷たい。

 潮の匂いは始まりだった。
  潮の匂いは終わりになった。

 潮の匂いは生だった。
  潮の匂いは死になった。

 潮の匂いは幼いあの日だった。
  潮の匂いは少し大人の今になった。

 潮の匂いは優しい世界だった。
  潮の匂いは孤独な世界になった。

 潮の匂いは―――。

 大切な人を想う日。最後だと分かっていたなら。いのちを想う日。